こんにちは、chory_amamです。 今回はユーフォルビア・エチュベルクローサ(Euphorbia etuberculosa)の実生記録になります。
ボスウェリアばかり撒いてた自分ですが、ユーフォルビアの塊根系にも手を出してしまいました…。エチュベルクローサは南アフリカ原産の小型塊根ユーフォルビアで、ゴツゴツした塊根の頭頂部から青緑色の細長い葉をワサワサと展開する姿がとにかくかっこいい種類です。
種子の準備
今回はPLANT BROTHERS(プラントブラザーズ)さんから Euphorbia etuberculosa の種子を3粒購入しました。

PLANT BROTHERSさんの種子パッケージ
種子はこんな感じです。ユーフォルビアの種子としては小粒で、表面がゴツゴツした褐色の種子でした。
先のとがった部分をカッターで少し削ると発芽率が上がると聞いたので、表面が白くなるところまで少し削りました

Euphorbia etuberculosa の種子 3粒
播種
2025年12月25日、クリスマスに播種しました。真冬の播種ですが、室内のライト管理なので季節はあまり気にせず撒いてます。
用土はいつも通り、表土に細粒の赤玉土を敷いて種子を置き、軽く覆土する程度にしました。
育成環境
- ライト: Brim Panel X(50,000 lux)
- 室温: 18〜24℃(書斎管理)
- 鉢: プレステラ90 深鉢
- 水: ずっと腰水を絶やさない (加温なし)
冬場の播種ということもあり、植物育成ライトの下で温度と光量をしっかり確保しての管理です。Brim Panel Xの50,000luxはかなり強光なので、発芽後の徒長防止にもなってくれました。
発芽から2ヶ月ほど
3粒中2粒が発芽してくれました!発芽率は約67%。冬播種でこの成績なら十分ではないでしょうか。

発芽して2ヶ月ほどの実生苗。双葉と本葉が展開し始めています
発芽直後の姿がもうすでにかわいい…。ぷっくりとした茎の部分がすでに塊根っぽさを見せていて、ここから膨らんでいくのかと思うとワクワクします。

育成棚の一角。他の実生苗たちと一緒に管理しています
ライト管理のおかげか、冬の間もしっかり成長を続けてくれました。塊根部分が少しずつ膨らみはじめて、頭頂部からは細長い葉がどんどん展開していきます。
4/17 植え替え
播種からおよそ4ヶ月のタイミングで植え替えをしました。

エチュベルクローサは根が非常に細くて切れやすいと草仲間から聞いていたので、植え替えはかなり慎重に行いました。既存の土はなるべく崩さず、根を切らないことを最優先にして古い土を入れ替えました。
根をいじって一度こじらせると、なかなか復活しないらしいので…ここは本当に気を使いました。
実生5ヶ月(現在)
5ヶ月目にはなんと…もう花が咲きました!
ユーフォルビア特有の杯状花序(サイアチウム)。小さな黄色い花が咲いています

実生5ヶ月で開花するとは思ってなかったのでびっくりです。ユーフォルビアの花は地味ですが、よく見ると黄色くて可愛らしい。

上から見た姿。葉がワサワサと茂ってます
新しい葉は明るい黄緑色で、古い葉はシルバーグリーンに。このグラデーションが美しい
実生5ヶ月の全体像。塊根部分も少し見えてきました

ユーフォルビア・エチュベルクローサ 実生の管理まとめ
実生5ヶ月間で感じたことをまとめます。
育成環境
- ライト: Brim Panel X 50,000lux直下で管理。強光のおかげで徒長せずコンパクトに育ちました
- 温度: 書斎管理で18〜24℃。冬場でも最低18℃あれば問題なく成長してくれます
- 用土: 水はけ重視の配合。表土は軽石系
管理で意識したこと
- とにかく根を切らさない: エチュベルクローサは根が細くて繊細。一度こじらせるとなかなか復活しないと聞くので、鉢増しの際も既存の土を崩さずそのままスライドさせる形で対応しました
- 水を悪くしない: 根が繊細な分、用土の中で水が滞って腐敗するのが一番怖い。水はけの良い用土で、新鮮な水が行き渡るように意識しました
- 腰水を絶やさない
- 冬播種でもライト管理なら問題なく発芽・成長する
- 成長スピードは思ったより早く、5ヶ月で開花まで到達
- 葉の色味(シルバーグリーン)は実生でもしっかり出てくれる
正直なところ
エチュベルクローサは情報が少なくて手探りの部分が多かったです。根が繊細で難しい種類だと聞いていたので、正直ここまで順調にこれたのは運が良かった面もあると思います。とはいえ、根を切らさないこと・水を悪くしないことを徹底したのは間違ってなかったかなと。
塊根部分はまだ控えめなので、ここからじっくり太らせていきたいです。引き続き記録していきます。

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